■作品紹介
「遠い君に、僕は届かない」幼馴染みの四元涼香と松園歩。密かに歩は、涼香に淡い恋心を抱いていた。涼香は歩に、以前空手部のグループから絡まれたていた所を助けてくれた愛原大和と今でも時折会っていて、付き合って欲しいと言われていることを伝えた。涼香は何の疑いもなく、大和に口説き落とされ、穢れなきその体を捧げてしまう。幸福な初体験、しかしそれは涼香の高潔さを利用した狡猾な罠だった。部屋の隣では空手部のグループが一部始終を覗いており、そこに歩も監禁されていた。目の前で涼香の変貌ぶりを見た歩の心は狂気に満ち、失意のドン底に堕とされていった…。